【看護学部】3/16(日)看護学部スプリングスクールを開講しました。
3月16日(日)9:00~、大阪梅田キャンパスにて看護学部スプリングスクールを開講いたしました。
スプリングスクールは高校生を対象に、宝塚大学 看護学部の専門的で実践的な講義を受講して、大学で学ぶ楽しさを体験する企画です。
今日は、老年看護学、助産学の2講義を行いました。その様子をお伝えします!
老年看護学:「50年後の❝わたし❞体験」
高齢者は身体的な機能変化として、視力、聴力や手足の関節の運動が制限されます。
高齢者体験グッズを身に着け、50年後の❝わたし❞になっていただきました。
手袋を2重、視野が狭くなるゴーグル、耳せんをつけて、
まずはペットボトルの蓋を開ける体験をしていただきました。
指先の感覚が鈍くなり力加減も難しく、中身が噴き出してしまっていました。
豆つかみを体験していただきました。
視野も狭くなり見え方も変わるので箸で小さいものをつかむのはとても難しく、苦戦していました。
スマホの操作体験もしていただきました。
指の感覚が鈍くスマホがうまく操作できないことや、反応せず戸惑っている様子も見られました。どの動作も自然と背中が丸まる姿勢になってしまう気づきもありました。
今回の講義を通じて、高齢者の生活に潜む様々な課題や看護師としてどのように寄り添うのかについても考えていただけるきっかけになったのではないでしょうか。
助産学:「妊娠期から始まる親子の愛着形成-妊娠体験-」
親と子の愛着形成は、出産後からではなく妊娠中から始まっています。
実際に妊婦体験をして、お腹の中の赤ちゃんはどのくらいの重さで、妊婦にはどのような大変さがあるのかなどを学んでいただきました。
また、受講者の方からは、学生や教員との交流の中でも、宝塚大学での学びについてより理解を深めていただいた様子がうかがえました。
胎児モデル「ふうちゃん」でおなかの中の赤ちゃんの大きさ、重さを学びます。
妊婦体験ジャケットを着用し、立ち上がったり靴を履いたりなどの生活のちょっとした動作でも大変だということを実感していただきました。
これらの体験を通して、妊婦さんへの配慮(公共交通機関での座席を譲るなど)の必要性、
妊婦さんが無理をしない環境作りが大切であることを少しでも意識していただけたらと思います。
2025年8月2日(日)にはサマースクールを開催いたします。
宝塚大学 看護学部の専門・実践的な学びを体験していただけます。
高校生の皆さんの進路決定にもきっと役立つ企画です。ぜひご参加ください。
詳細は追ってホームページでお知らせします。